会社の名前や費用の額だけでは、本当に御社に最適のビジネス英会話レッスンは選べません。長期間つづけても、効果の薄い結果になることもございます。
御社がご関心のあるビジネス英会話スクールの中から、ご担当者様の側に立って、最適のスクールを選抜するお手伝い、レッスン内容や講師のスキル・教授法のチェック、レッスン改善のアドバイス、受講者の皆さまの学習法の悩みを解決いたします。
サービス内容:
ビジネス英会話学校を選ぶ際、また、レッスン開始後の問題解決にご利用いただけます。
(1) どのようなレッスン・カリキュラムが御社の目標達成のために最適か明確になります。
(2) 達成目標に対して、講師のスキル、教授法のチェック、サポート内容、レッスン期間・費用をアドバイスいたします。
(3)授業のチェック、講師の教授法改善提案、生徒様の学習法のアドバイス
ある大手監査法人に所属するコンサルタントです。当法人の海外ネットワークを活用して、クライアントの海外子会社をご支援しています。業務上、海外との英語でのメールのやり取りを日常的に行っており、必要があれば、英語での電話会議も行います。希望しているゴールは、ビジネスで英語を使える最
低限のレベルに1年以内に到達することであり、特になんとしても電話会議にてネイティブ間で話される議論を80%程度は理解できるようにしたいのです。
しかし現実には、私のリスニング力とスピーキング力の無さに、ほとほと手を焼いているしだいです。よいときで全体の50%、ひどいときは10%程度も会話を理解することができません。普段から英語を話す機会が無いことが要因のひとつかと思いますが、スピーキングの面でもいいたいことをきちんと伝えることができないため、いつもバイリンガルの上司に頼りきってしまいます。
はやくゴールに到達するようにと、いままで試行錯誤(NPRのNEWSHOURのdibateのDictationを基本として、英文法、例文暗唱、多読、海外ドラマの多聴など)でいろいろなことを試してきました。しかし一向に十分な手ごたえを感じられません。そのうち、自分の真のレベルや弱点の原因を見失ってしまい、なにをどうすればこれ
からレベルアップできるのかが分からなくなってしまったのです。1人でその暗闇を歩くことにも疲れてしまいました。そこで、貴社がそんな私になにか助言を与えてくれればと思ったしだいです。
私の英語力についてですが、昨年受けたTOEICで950です。1昨年に海外MBAに出願するために受けたGMATでは620でした。ボキャブラリは、おそらく7000語レベルだと思います。英語学習のバックグラウンドは次のとおりです。
-高校生時に米国に1年間の留学経験
-大学1年時に英検準一級取得
(そもそも英語嫌いだったため、ここから10年以上英語から遠ざかる)
-28歳時に現状把握のために無勉強で受けたTOEICは740程度
-3年前(33歳)からMBA受験のため、英語学習開始。基礎文法からはじめる。3ヵ月後620取得
-同じく3年ほど前から、当法人の海外拠点との電話会議、emailのやり取りが始まる。
-GABA、NCCといった英語塾にも通う。
-以降、毎朝0.5~1.5時間を英語学習に当て続けて現在に至る。
英語の学習環境ですが、今後とも最低でも早朝の1時間を英語学習に当てたいと思っています。また、平日の1,2日程度であれば夜にも1~2時間程度を割くことができると思います。
長くなってしまいましたが、ぜひ今後の私の英語学習の方向性について助言をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
早速、ご相談についですが、Aさまの英語学習のバックグラウンドを
拝見した中で2つ、気になる点がございます。
■ご自身でも述べていらっしゃる通り、
普段からビジネスで英語を話す機会がないことが1つ。
■もう一つは、実際にお仕事で使われる英語
(電話会議でのやり取りや専門用語、語彙・表現の強化、リスニング)
に直接関わる英語力やスキルの強化に、まだ取り組んでいらっしゃらないことです。
特に電話会議では、話し手の通話状況によって音が飛んだり、聞こえづらかったり。
さらには、各国(native/nonnativeも含め)・地方の強いアクセントも加わり、
大変リスニングが難しくなります。
それに加え、国内での会議とは異なり、かなりインタラクティブになりがちであることも、
さらに高い(むしろネイティブ並みに近い)リスニング力を要求されます。
日本の多くの方が苦手な相手を遮り、曖昧な部分を確認したり
自分の意見を伝えたりといったスキル(注1:このページの最後をご参照ください)や即応力、論理的な説明・説得などのスキルも、それに加わえて必要となってきます。
その録音のリスニング、ディクテーションを通して、
リスニングの弱点を見つけ出してください。
語彙自体を知らないのか?
単語を音で理解できないのか?
連音がつかめていないのか?
文法が理解できていないのか?
スピードについていけないのか?
原因を見つけ出し、一つひ一つクリアしていくことです。
信頼できる経験・実績とビジネスの経験を
持つ講師とのレッスンを通して、話すこと・書くことからはじめ、
即応力など実践で使える英語力をつけることです。
a. ロールプレイ
・電話会議の模擬練習(実際にお使いになる場面に即した練習)
b. スピーキング練習(プレゼンテーションやスピーチ)
c.修正(プレゼン用に準備した原稿とスピーキングをセットで)
d. ディスカッション
↓↓ 詳細 ↓↓
a.Role Plays~報告、テレカンファレンスの練習~
内容:実際の資料や関連データを使って、報告(プレゼンテーション)、
テレカンファレンスの模擬練習を行う。
目的: 実践的な語彙・表現の習得と
スピーキングの正確さ・幅・流暢さを伸ばす。
発言の途中で、質問・コメントすることや内容を確認すること、
また、されることに慣れる。
ファシリテーターとしてのスキルを身につける。
端的な説明や質疑応答の対応力やスキルを向上させる。
即応力、語彙の多様さ、リスニング力、
身振り手振り・表情・アイコンタクトなども含め、
一段上のプロフェッショナルな英語力を磨く。
b. Speaking practice(5分間のミニ・プレゼンテーションやスピーチ)
内容:御社やお仕事の具体的な説明、現状報告、
時事問題、興味があるトピックなどについてプレゼンを行う。
自分の意見を分かりやすく、端的に伝える。
トライ&エラー、修正を繰り返す。
目的: 一人でまとまった時間を、フォーマルな英語を使って話すことに慣れる。
スピーチやプレゼンを通して、自分の意見を簡潔に、分かりやすく
伝えるために必要な語彙、スキル、スタイルを学ぶ。
文書に頼らず、自分の考えを、わかりやすく伝えられるようになる。
慣れてきたら、よりロジカルに、細部に渡って明確に説明できる力をつける。
落としどころや相手の表情や反応によって、
表現方法・語彙を変えることのできる柔軟性と幅を養う。
視線・声のトーン、展開、始まりと終わりの表現
などにも気を配る。(ときには、ジョークも)
語彙・表現を「知っているレベル」⇒「意識して使えるレベル」⇒「使えるレベル」へ。
c. Correction
内容:上記のプレゼン(スピーチ)原稿のチェックと
スピーキングでの間違いの修正を行う。
目的:ライティングとスピーキングの両方から修正を行うことで、
弱点の発見から改善を行う。
より適した表現や類似の語彙を学び、スピーキングの幅を広げる。
*レッスンでは、スピーキングの質の向上と新しい語彙・表現、
スキルの習得に集中できるよう、できるだけご自宅での
十分なご準備と練習、リスニング改善を行うこと。
d. Discussions
内容:新聞・雑誌の一般的な記事、
ご興味のあるトピックで、ディスカッションを行なう。
目的:意見を分りやすく伝える表現力や、相手の意見を正確に把握し、
すぐに反応する力(リスニング力・内容保持力・スピーキング力)
を鍛える。
最初は、難しい単語を簡単な言葉で言替えたり、
相手の使った表現を利用したりと工夫も必要です。
ネイティブの持つ英語のニュアンスを学ぶ=真似ぶ。
正確さや流暢さは、「自分の語彙を身に付けること」、
それを「繰り返し使うこと」と
「正しい英語を学んでいるという自信」とともにUPしていきます。
考えすぎたり、迷う時間を減らし、間違えを恐れず、
積極的に意見を出してください。
また、聞き取れなかったときや理解が曖昧と感じた時は
相手の発言内容をきちんと理解しているか、
すぐに確かめることを習慣にしてください。
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アメリカ人に特に強いですが、時間に対する価値感がとても高く、
(レッスンでも)仕事上のプレゼンや説明、交渉の際でも、
お互いの理解を早く深めようと、そして貴重な時間を有効に使おうと、
質問や意見など、話の途中で突っ込んでくるのが当たり前です。
貴重な時間をより有効に使うためには、
インタラクティブなやりとりこそが、不可欠と考えています。
これに対して日本人は、
質問したり相手の話を途中で遮ること、NOをいうことが苦手です。
(日本の会議では、必ずと言っていいほど、最後に質問専用の時間があるように)
話の途中で相手を遮っては、失礼にあたるのではと考えがちで、
曖昧な点や分からないことが途中あっても
相手に確認せずに、そのまま流してしますことが多く見られます。
そのような文化的な背景に加えて、
英語学習者は、反応速度が遅くなってしまう上
確認するスキルや、丁寧な言い方で尋ねたり、
言い換えたりする語彙の幅も少なく、
さらに、聞き直すことを困難にさせます。
このような総合的な英語力の不足と
考え方の違いによって、ビジネスにおいて様々な軋轢が生じがちです。
そのため英語力を改善するだけでなく、
文化的・精神的な壁を理解した上で
その壁を破ることに慣れることも、とても大切です。
■私どもの母国語は日本語です。
英語は間違って当たり前。
ネイティブの方も、それは重々わかっています。
私たちが、ノンネイティブの日本語の間違いを
それほど気にしないのと同じように、
ネイティブの人々も、私たち日本人の英語の間違いを
実際には、それほど気にしません。
(それよりも、何を伝えるのか、その話の内容こそが大切です)
ですので、あまり気にし過ぎることなく、
レッスンでも、ビジネスでも、
分からなければ尋ねる。確認する。伝えるべきことは、しっかり伝える。
たとえ、どんなに文法的な間違いがあっても。
どんなに詰まっても。
相手を理解しよう、そして自分の意見を伝えようとする
真剣な姿勢、熱意は、必ず相手に伝わります。
その他のコンサルティング例は、ブログ「英語コーチ!」をご参照ください。
具体的なビジネス英語の学習法なども、ご覧いただけます。
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